「どうだこの衣装！イカしてるだろ？」

「うん！カッコイイね！」

「西部劇か。」

そこへ

ザッ

「貴様！なんだその格好は！！

ハロウィンを舐めているのか！？」

レヴナントがミラージュに怒号を浴びせる。

面食らうミラージュ。

「お兄ちゃん！」

「べ、別にいいだろ？何着たってよ？お前さんこそ、その格好は」

「フフフ、これか。

これはジャパニーズゴーストだ！

どうだ？恐ろしかろう？」

日本の死装束を着たレヴナントが立っている。ご丁寧に額には三角頭巾だ。

「まぁ、目立つな？(戦場で」

笑いを噛み殺すクリプト。

「似合ってるよ！お兄ちゃん！」

「貴様のために着たのではない。

いいか、ガンマンよ。

貴様のはただのコスプレだ。

ハロウィンとは亡者に見つからないようにゴーストに仮装する日だぞ？死にたいのか。」

設定に忠実なレヴナント。

「まさか、貴様....。」

「な、なんだよ。」

「ゴーストが怖いのではあるまいな？？」

「そうなの？」

「そうなのか？」

三人に問われ、途端に落ち着きをなくすミラージュ。

「そ、そんなことねえさ！おおお俺は、ゴーストなんか怖くねえ！俺に怖いものなんてねえ！」

焦るミラージュ。

「怖い？ねぇ、怖い？？」

幽霊の手を真似てゆらゆら揺れるパスファインダー。

「そうか、おっさんはゴーストが怖いのか。

月のない晩には気をつけるんだな。」

牙を見せつけるように怪しく笑うクリプト。

ニヤニヤするレヴナント。

「なんだなんだ！お前ら！俺をいじめて！楽しいのか！？」

ミラージュの後方から

赤頭巾「あ、いたいた。アンタら！ハロウィンパーティがもう始まるよ！」

アメリカンポリス「ジブとブラハが料理得意なんて意外ね。」

シーツお化け「楽しみだなぁ！いっぱい食うぞ〜！」

魔女「...スカートが短いわ。」

ゾンビナース「レネイ、似合ってるわよ。可愛いわ。」

ゴスロリ貴婦人「早く来ないと、ぜーんぶ食べてしまうわよ。」

オオカミ男「早く行くぜ！」

女性陣とオクタンだ。

煌びやかなハロウィンコスプレだ。

スカート姿が眩しい。

「ハロウィンって最高だな？」

「....同感だ。」

横に並んで握手を交わす二人。

「ねぇ、お兄ちゃん。男性はどうして女性がスカートを履くと嬉しそうなの？」

「....私の知ったことではない。」

仮装

ミラージュ　ガンマン

クリプト　ヴァンパイア

パスファインダー　ミイラ男

レヴナント　死装束

ライフラ　赤頭巾

バンガ　アメリカンポリス

ランパート　シーツ被ってる

レイス　魔女

ワットソン　ゾンビナース

ローバ　ゴスロリ貴婦人

オクタン　オオカミ男

ジブラルタル　コック

ブラハ　かぼちゃ頭ホール服

コースティック:フランケンシュタイン