好きな曲の一つである「ラフメイカー」を歌った時に、ふと一松とカラ松を思い浮かべて歌ってみたら没入するように感情移入して、そのラフメイカーの世界観に浸り込みました。
ラフメイカーをオマージュにssを書いてみたくなり、青と紫のパーカーを着た二人か、高校松か、ギクゴスか、何松を舞台にするか、悩んだ所。
神話松のポセイドンが、手の平の上に水鏡を造って、
「見てみろ。俺たちの顔の、何と滑稽な事か...。」
というシーンが想像されました。
それイイ!!と書き始めさせて頂いたssです。
偉大なる原曲様並びに原作様に敬愛を申し上げます。
六柱の神々の説明やおおまかなストーリーはwikpediaを活用して、書かせていただきました。
以下、
wikipediaより引用、参考。
※各配役は、ギリシャ神話松の公式の配役が入り混じっています。
▶︎ハデス(一松)
(作中においては「冥界の王」)
ギリシア神話の冥府の神であり冥府の王。
オリュンポスの中でも、ゼウス、ポセイドンに次ぐ実力を持つ。
後に冥府が地下にあると設定されたことから、「地下の神」ともされ、ゼウス・クトニオス(地下のゼウス)という別名を持つ。
普段は冥界に居て、オリュンポス(神の住まう山、作中においては「神界」)にはあまり来ない。
例外的にオリュンポス十二神の一柱として伝えられることもある。
地下の鉱物資源の守護神でもある。地下で作物が育つことから、豊穣神としての一面もある。
神話中では女性の扱いに不慣れで、女神ペルセポネーへどうアプローチしていいか悩むなど、無垢で純真な一面を見せる。
→ハデス一松にここから繊細な人柄を想像。
このような繊細で心優しい神が一度キレたら、一番ヤバそう。世界の全てを死滅させてしまいそう。
▶︎ポセイドン(カラ松)
海と地震を司る神。
オリュンポス十二柱の一柱。
最高神ゼウスに次ぐ強さ。
海洋の全てを支配する。
怒り狂うと、強大な地震を引き起こして世界激しく揺さぶる。
また、地下水の支配者でもあり、泉の守護神ともされる。
その強大な地震の凄まじさに、地球が裂けて冥界が露わになってしまうのではないかと冥王ハデスが危惧したほどである。
ポセイドンの武器は三叉槍。
→ポセイドンカラ松に、嫉妬心を発端に争う荒神を想像。
▶︎ゼウス(おそ松)
宇宙や天候を支配する天空神。
人類と神々双方の秩序を守護・支配する神々の王である。宇宙を破壊できるほど強力な雷を武器とする。
かつてはポセイドンはゼウスに対して反乱を起こしたことがある。
ポセイドンの実力はゼウスに比肩する。
ゼウスの武器は金剛の鎌。
→ゼウスおそ松事変、ただの間違いから神々の兄弟喧嘩勃発。
▶︎ヘルメス(チョロ松)
オリュンポス十二神の一人。神々の伝令使、とりわけゼウスの使いであり、旅人、商人などの守護神。
能弁、発明、策略、文化的功労者なと多面的な性格を持つ神。
牧畜の神でもある。
→知恵の神なので戦闘は不得手と想像。ヘルメスはチーズを持ってきてました。
▶︎アポロン(トド松)
太陽神。オリュンポス十二神の一柱であり、ゼウスの息子である。詩歌や音楽などの芸能芸術の神として名高い。羊飼いの守護神にして光明の神でもある。イーリアスにおいてはギリシア兵を次々と倒した、「遠矢の神」。疫病の矢を放ち男を頓死させる神であるとともに、病を払う治療神でもあり、神託授ける予言の神としての側面も持つ。
→アポロントド松は、力の源は太陽で、かつ暗い場所は苦手と想像。
二柱の神の治療は、アポロンがしたと思われる。
▶︎アレス(十四松)
本来は戦闘時の狂乱を神格化したもので、恩恵をもたらす神というより荒ぶる神として畏怖された。
「城壁の破壊者」の二つ名がある。戦場での狂乱と破壊の側面を表す。
→アレス十四松は、一度暴れ始めたら、長男次男に匹敵する強さを想像。しかし彼まで戦い始めたら、本当に世界の終末が訪れたかもしれない。
武器は戦斧か鉄の大槌を想像。
▶︎アポカリプティックサウンド
世界中で観測される、重い金属音のような音が空から響いてくる謎の現象のこと。
「apocalyptic」とは、「黙示」などと訳され、ヨハネ黙示録からきたもの。終末の音だと恐れられる。
ヨハネ黙示録は、キリスト教の新約聖書中の最後の書で、世界の終末について書かれたもの。
ヨハネ黙示録によると、世界の終焉の時は、天使がラッパを鳴らして告げる。その音は7回も鳴り響き、地上世界に天変地異をもたらすとされている。
(ネットの辞書や記事参考)
▶︎天岩戸伝説
作中にてWikipediaより参考。
▶︎あとがき
ただの間違いから始まったとは云え、自分が原因で、世界を揺るがす兄神二人の戦いが目の前で繰り広げられたら、冥界の王ハデスは見てはいられないと思いました。
冒頭にある通り、ハデスには繊細な一面を想像したので、彼は冥界の地の底奥深くへと潜り込んで、籠もってしまいます。
洞窟のような少し拓けた空間を想像。静かで何もない薄暗い地。
ポセイドンの説明書きにある、
「その強大な地震の凄まじさに、地球が裂けて冥界が露わになってしまうのではないかと冥王ハデスが危惧したほどである。」
ここから、冥界の門の扉を打ち破る海神を想像。
作中には書かなかったのですが、外側と内側では音の響き方が異なると思うのです。
以下はあくまでイメージ。
神界側
「ーーッゴォォォォンッッッ!!!!!!..........」
冥界の門扉に地震の力が打ち当たる重く鋭い音。
冥界側
「ッドゴォッッァッッ!!!!」
堅く閉錠された扉が打ち破られし、けたたましい爆音。
その内側に、冥界の門の門番が登場。主君であるハデスの行方を知っている者。
それから、天岩戸伝説を模して、五柱の神々は酒宴を開きました。
ポセイドンは地下水の支配者でもあるので、地下水を巡り巡って、冥界の地の底へ侵入を試みる。
怯え震えるハデスから別れ話を切り出され、冥界の王を溺愛するポセイドンは錯乱。
二人は別れぬ代わりに、一つの約束を交わします。
そして、ラストの水鏡のシーン。
以下、武器の召喚シーン。
ゼウスは神界の大地へ掌をかざす。
その地からは鋭き刃筋が露わになる。光明に鈍く光る大鎌はゼウスの背丈よりも高く大きく、鈍い音を立てて、その堂々たる全貌を現した。天空神は、武器である金剛の鎌を召喚した。
ポセイドンは、掌を天に向ける。
その掌には泡(あぶく)が湧き立ち、三本の刃先が燦めいた。忽ちに黄金の長き槍が天空を突き刺す如く浮上した。その姿は陽の明かりに神妙に気高く光る。海神は、彼の武器である三叉槍を召喚した。
▶︎長男と次男の戦闘シーンについて
最初は、ゼウスが金剛の鎌を振り下ろして、下方からポセイドンの三叉槍が振るわれて、互いの武器がぶつかり合う、横の動きのシーンを思い浮かべてました。
空中戦なので、縦の動きも良いかと。
上から、ポセイドンの三叉槍が勢い任せに打ち下ろされ、ゼウスがそれを金剛の鎌で受け止めるシーンに変更。
ポセイドンが上から放つ渾身の一撃の勢いとスピードに、ゼウスは防御体制を取って受ける。
その重い打撃に、(今のは中々だ。少し危なかったな。やるではないか。)と兄神は次神を褒め称えてやりたいような気持ちだったと思う。
(久々に、本気を出して暴れ狂えそうだ。)とゼウスは瞳を煌めかせて笑みを浮かべる。
それを余裕の表情だと認識したポセイドンは悔しげに口を歪める。
当初の横の流れのシーンは戦闘の最初の方で、
変更後の縦の流れのシーンは中盤あたりだと思われる。
縦のシーンは
作中の「嫉妬心から、海神としての意地とプライドを賭けた憤怒へと変化した感情の下、荒れ狂っていた。」
にある通り、感情のトリガーが切り替わってる。
変更してみたら、時間の経過を表すように、書けたので縦のシーンを採用。
fin.