一部直訳
>青き信徒の懺悔
自ら堕ちることを選んだ私をお許しいただきたいとは到底言えることではございません。
(俺はこの罪を抱えながら生きねばならない。)
その慈悲深き御心を持つ 貴方様であっても
きっとこの私の祈りには 応えては下さらないのでしょう。
<それでも思わず漏れる声>
嗚呼 神よ 私をお許しください!
>赤き導き手の懺悔
その背の翼の艶美さを称えよ。
我が心を満たす甘き禁断の果実よ。
>禁断の果実
それを手にすることができないこと、手にすべきではないこと、あるいは欲しいと思っても手にすることは禁じられていることを知ることにより、かえって魅力が増し、欲望の対象になるもののことをいう。
(wikipedia原文)
原罪(七つの大罪)の隠喩。
また、旧約聖書の創世記にて、エデンの園で蛇に唆されて、イヴとアダムが口にした知恵の実のこと。
(Wikipediaより)
>あとがき
「悪魔の懺悔」には、
一松の話は出てこないので、「カラ一」タグは外しました。
青き信徒の懺悔は、彼の信じていた神に対するもの。
死の淵にあって、己の信じる輪廻転生のない世界に対して、神への信仰心が揺らぎ、闇夜に堕ちたことを悔いるものです。
そこに、一松の話が入ると、彼を責めているみたいになってしまうし、カラ松はあくまで選んでしまったのは自分であって、自分一人で罪を抱えるつもりなんです。そんな彼を、一松は支えてゆく。
それはまた。
fin.